現在小3の息子が所属しているサッカー少年団は、小学校1から小学校3年で終了。卒団になります。
その先の進路は、他のサッカー少年団に入るか、クラブやユースチーム、もしくはサッカーをやめてしまう子など、進路も様々。
サッカー少年団で友達と楽しくサッカーをしていましたが、サッカーを続けたいという意思があり、次の所属先を探すことに。。
この記事では、サッカー少年団に所属している小学3年生の息子が、クラブチームの練習会に参加、セレクションを受けた際に感じた、少年団との違いや体験談を書いています。
今後、少年団からクラブチームに入りたい、クラブチームに興味があるお子さん、親御さんに参考にしていただければ嬉しいです。
少年団とクラブチームの違い
小学生のサッカーと聞いて、思い浮かべるのは、地域の小学校グラウンドでのサッカーチームではないでしょうか。地元のサッカー少年チームとクラブチームとは何が違うの?
まず初めに、サッカー少年団とサッカークラブチームの違いについて、お伝えします。
サッカー少年団
基本的には、学校単位や周辺の地域の子どもが、小学校のグランド等を借りて活動しています。
コーチや監督の指導者は、チーム保護者の方やOBなどによるボランティアがほとんどです。
ボランティアでの活動がメインのため、月謝も2,000円-5,000円程度。
チーム運営も保護者の方が当番制で練習や試合に帯同するケースがあります。
入団する際、セレクションなど行わず、基本的には誰でも入団できるので、地域の友達が集まり、サッカーに取り組めます。
クラブチーム
一方クラブチームは、地域以外の選手が集まってくる場合もあり、サッカー指導を専門的に行っている指導者によって、運営されています。
選手育成のため、元Jリーガーや強豪校出身の指導者がいるので、より高いレベルで指導を受けられます。
そのため、強豪チームやJリーグの育成組織などでは、入団希望の子どもが多いので、セレクションを行って、合格をしないと入団できないチームもあります。
クラブチームに入団したいと思ったきっかけ
所属しているサッカー少年団は、自主性を重んじて、練習の準備か片付けまで子どもが率先して行うように指導、練習や試合中に指導者が声を荒げたことなど聞いたことがありません。
チームメートと楽しくサッカーをしていながら、地域大会に優勝するなど、ある程度の結果をおさめてきました。
練習試合のお誘いも多く、時には強豪クラブチームとも試合を組ませていただきました。
あるクラブチームと練習試合をした時、全く相手にならないくらい完敗でした。後で聞いたところ、その時のチームは、いわゆるBチームだったという衝撃の事実が。。
対戦相手選手とのレベルの違いを知った息子は、クラブチームに所属して、もっともっと強豪チームと対戦してみたい!と思ったそうです。
そんな理由で、地域に根差したクラブチームの練習体験会があることを知り、練習会とセレクションを受けることに決めました。
練習会とは
クラブチームの練習会は、実際の練習に参加して、チームの練習メニューや雰囲気を体験できます。
練習会に参加して、チーム指導者から声が掛かったり、セレクションなしで入団できることも。
また、セレクションを受けるためには、練習会必須のチームもあるそうです。
練習会の参加費が無料のチームもあれば、有料の場合もあります。今回参加したチームの練習会は、有料(2,000円)でした。
息子が入団を希望するチームは、練習会必須ではなく、セレクションからの参加もOKでしたが、チームの雰囲気や練習メニューを体験するため、練習会に参加しました。
練習会で感じた少年団とクラブチームの違い
いよいよ練習会当日。会場は天然芝グランドで、ナイター完備。夕方からの練習会でした。
クラブチームのメンバーと一緒に、同じ練習メニューを行いました。そのチームには、練習試合で対戦したことのある選手や同級生がいたので、あまり緊張せずに参加できたようです。
ただ、練習メニューにはほとんどついていけない状況でした。。
所属している少年団との違いは。。
練習の質
これまであまり練習をしていなかった、ウォーミングアップのラダートレーニング、マーカーを使ってドリブル練習メニュー。クラブ生とは全く違う動きでした。。
約1時間の練習だったのですが、2対2や3対3の練習など実践向きのメニューで内容が濃かったです。頭も肉体も疲れ切っていました。。
足元の技術
ドリブル練習や2対2や3対3が多く、クラブ生は、ルーレットやラボーナ、シザース、ダブルタッチなどを簡単に駆使していて、足元の技術がめちゃくちゃ上手です。
また、ボールを運ぶドリブル、キープするドリブル、抜くドリブルを意識して練習していました。
球際の強さ
他のクラブチームと対戦したときにも感じたのですが、自身がボール取られたら必ず取り返す。1対1では絶対負けない。タッチラインぎりぎりでも諦めずに追いかけて、シュートやセンタリングをあげる。といったプレーが随所に見られました。
練習会の最後に
練習会の最後に指導者の方から、親御さんに向けてチームの説明がありました。
- 個々のレベルアップを目的をしていて、練習では全員が参加するミニゲームではなく、2対2や3対3を多く取り入れている
- セレクション合格後、U-15(中学3年生)までの期間育成をして、その後はJリーグチームや高校サッカー強豪校への進路を目指すこと
を伝えられました。Jリーグのチーム名や強豪チーム名が挙げられて、若干場違いな所にいるような感覚がありました。が、セレクションに合格すると、子供の夢の第一歩に繋がることを知りました。
まとめ
地域の少年団からクラブチームに入りたい、クラブチームに興味があるお子さん、親御さんに参考にしていただければ嬉しいです。
練習会に参加して、レベルの違いを改めて感じた息子のセレクション報告は、次回お伝えします。